思い出の善福寺公園
先日、女の子同士で善福寺公園に花見へ行って、それはそれはとても楽しい時間だったのだけど。
そういえば思い出しました。
はるか10年くらい前、わたしは当時お付き合いしていた人(男性)とこの公園に来たのだ。
来たのはいいけれど、非常に盛り上がらず何していいかわかんない感じになってわりとさくさく帰ったのだ。
その人は世にも珍しい、わたしのことを好きと言ってくれた人で。
わたしはそれにあぐらをかいていたようなところがあった。
すごく純粋な人だったと思うけれど、どうしても好きになれない部分があって、
気持ちは「Yes」と思っているのに、つい「No」みたいな言葉ばかり口にしていた。
数年後、その人には「別の人を好きになったから」と言われてふられました。
その直前の数ヶ月というのは連絡さえもとれなくなって、その時は苦しんだけれど。
でも後で振り返って当然だと思った。
わたしやさしくなかったもん。
嫌いな部分もあったけど、好きな部分も確かにあった。
でもその愛情をちゃんと表現しようとしなかった。
好きにしろ嫌いにしろ、言葉にすることをしなかった。ちゃんと向きあおうとしなかった。
それじゃあ他に出てきたらなびくわなと。
たとえその人がその時はわたしのことを好きだったとしても、気持ちや体力や時間には限界がある。
人の気持は変わります。
それについては悲しい思いをすることもあるけれど、
でもそれだからいいんじゃないかと思うこともある。
…ということを思い出して、久々に彼の名前を検索してみた。
元気かどうかは知らない。
(本日、非常にインパクトのあった看板。いやなんとなく…)