本屋さんで「かなわない」を買う。
土曜日のこと、
占星術のグループレッスンがお昼に終わって久しぶりに時間があく。
あれこれ行きたいけどいろいろ迷って自宅にパソコン置きに行ってそのまま昼寝。
暗くなるころに目が覚めて、
自転車に乗る。
善福寺公園でちらっと夜桜を。
それからさらに自転車に乗って、ずっと行ってみたいと思っていた本屋さんTitleさんへ向かう。→☆
本屋さん、好きだ。
そしてこの本屋さん、本を手に取りたくなる感じがある。ぎゅーっとしていない。詰め込みすぎてない感じがするからかもしれない。
本屋さんに行くとときめく。
(だからわたし、水曜日のJUNGLE BOOKSに行くのが楽しくてたまらない。ラインナップもいいんです。)
何かを買いに行ったわけではなかったんだけれど、
植本一子さんという方の「かなわない」というという本を手に取る。
ちらっと見て、すごく自分にとっていい本なんじゃないかという気がした。
(お友達にお借りしたまま読めていない本がある。)
(読みたい占星術の本がある。)
(そもそもハードカバー、高い。)
でも本や映画や音楽との出会いって一瞬で、その一瞬をつかまえらるかどうかで宝物が手に入るかどうか、みたいなところもある気がしていて。
...結局購入してしまった。ハードカバー1,700円。
植本さんという方の日常、日記と散文です。
パートナーとお子さんはいらっしゃるけれど、妻や母、仕事をする人というだけにとどまらない、ものすごくパーソナルな感情のゆらぎ。
正直で誠実な人だと思った。(まだパラパラ読みだけれど)
かつてわたしは一応結婚していたんですけれど、いろいろ問題はありつつも、ただただ自由になりたくて離婚したいとか考えてたことを思い出したりもした。
他に好きな人はいなかったけれど、何かしなくちゃいけない気がして、エネルギーを持て余していた。で、何もできないことを結婚しているせいにしていたんだと思う。
相手の人はそんなふうに縛る人でもなかったのに。
なんであんなに苦しかったんだろう。
FUTUREDAYS下北沢で少しお話した久保田直樹先生→☆ には下高井戸シネマで上映中の「リザとキツネと恋する死者たち」という映画を薦めていただく。
今日は行けなかったんだけど、予告編ではないけど関連の動画が面白そうだったので動画貼っておきます。
ふと時間ができると、すごく好きだった人のことをなんとなく思い出して、自分はさみしいのかもしれないとも思う。
でも好きということだけではなくて、だめになるしかないようないろいろを思い出しもして、そっちにはもう戻れないんだな、とも思う。
いつか、彼氏ができたらいいなあ。