開く。
おもしろいなあとおもうのだけど、
タロットカードを引いていると、よく出てくるカードというのがあります。
わたしの場合、昨年末あたりから頻繁に出るのが「法王」というカード。
「法王」というのはまさに法王でおおまかに言って精神的なつながりとか信頼、そういうものを表すと言われています。お金やメリットではなく、精神。モラルや精神的な指針みたいなものも指すかもしれません。
今日10枚のカードを使って自分を占った時は、逆位置(上下さかさま)でこのカードが出ていました。
逆位置というのは、本来の意味を弱めたりするといったところでしょうか。
「人との精神的な繋がりがうまく作れていない」とかそういうことなのかもしれないと思いました(読み方はもちろんケースバイケースです)。
こう読むのは自分で思うところがあるからなのですが…。
人と繋がるために大事なのは自分を開示することかと思っています。
自分が心を開かなければ、人も自分のことを信頼したりはしないでしょう。
ただ、わたしはそれが多分とても怖い。
「ふきっさらしの中に丸裸で立っていたらどんなところから石が飛んでくるかわからない」と、そんなふうに恐れています。多分。
自分の弱さゆえ、です。
心を開く、他者を入れるというのは、自分の心の土台がしっかりしていてこそできることかもしれないと思いました。
土台って、自分を信頼すること。
信頼って、心を頑なにすることからは遠いところにあります。
弱いものをいきなり強くするのなんて無理。
弱いものを弱いと認めること。そういう弱い自分を恥ずかしいと思わないこと。みっともなくても否定したりしないこと。そういう自分を許すこと。
そういうことなんだと思います。
それができれば、見栄を張ったり他者に対してバリアを張らなくて済む。
(そしてもう一つ。最終的な評価は他者に委ねない、かな。何があっても自分は自分で大丈夫ということを誰にも言わなくても信じていること。)
この法王のカードが人との精神的な繋がりを示すとするなら、同時に自分に対する信頼も示しているような気がします。
おりしも今日は天秤座の満月でした。
太陽が牡羊座で月が天秤座。他者と自分。
目的である牡羊座の太陽はあくまで「自分が自分であること」です。
もしかしたらたくさんの人が今わたしと同じようなことを感じているのかもしれません。
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