2010年北海道原付バイク一人旅
9/27(火)のなかなかどう(小)@阿佐ヶ谷イネル→☆では、テントを鑑定用ブースとして使おうと考えています。
テント内灯りはランタンとヘッドランプ…の予定。
これずっとどこかでやってみたかったので、だからできそうなことがとってもうれしいんですけど。
テントは自前です。
「テント」と言うと、「なんでそんなの持ってるのー?」と尋ねられます。
…そりゃ欲しかったから買ったんだよ。というのはあるんですけど、
2010年の夏の終わりに、仕事辞めて当時持ってた原付バイクで北海道に旅行に行ったんです(茨城県の大洗から北海道の苫小牧まではフェリー)。
…なんかどうかしてたんです。
運動オンチでほとんどバイクなんて乗っていなかったのに突如の決意で。
大洗までさえたどり着けるかどうか不安なままおろおろ走る。いちいち小さなことで心臓止まりそう。
(フェリーの中ではこうやってバイクを固定します。)
宿も予約もせずの旅。
北海道は、こういったライダー向けの安宿というのがところどころに存在するのです(無料~2,000円ぐらいだったかな?)。ライダーハウスと言われています。
キャンプ場に泊まることも想定して、北海道に到着してからテント購入したのだ。確か。
北海道ではただただ走りました。
なんか土砂降りの雨の中をほぼ半日…なんてことも。
つらい気持ちを通り過ぎると、雨に打たれ続けることも当たり前になってきてしまって、走りながら眠りそうになりハッとする場面も。このままじゃ死んじゃうわたし。
あと山中で走ってどこかのフェンスへ突っ込んだ。
この時は確かバイクごと空中一回転して。
衝撃は大きかったけどなんとわたしもバイクも無事。何回かトライしたらエンジンもかかったのでそのまま走って下山した。暗くなる前に降りないと遭難するー。急がないと。
すきま風だらけで虫が出る、お風呂も布団もない500円ぐらいの宿で一人で音楽聴きながら眠ったとか、
知らない男の人と一緒に夜の露天風呂に入る羽目になったとか(水瓶座の人でした)、
廃校になった学校を改造した宿で一週間ぐらいお手伝いさせてもらったとか(オーナーさん夫婦の喧嘩が絶えなくてだな)、
すっごくお金持ってる人とすっごく持ってない人両方に会って、
あの時に、お金はなくてもありすぎても人を狂わせるんだなとということを目の当たりにした。
宿で会った男の子(と言っても妻子持ち)と一緒にごはん食べに行ったら、途中から下ネタを連発された上にお部屋に誘われて逃げるように帰ったよ確か…。
あれは手相観せてもらいたさに、相手の手に触れたのがなんかスケベ心を刺激したらしい。
(廃車を改造して泊まれるようにしていたライダーハウスもあった)
いろいろいろいろ出てくるぞ。
利尻登山は途中でキツすぎて死ぬかと思ったけど、どうやら登るしかなさそうなので登りきった。
忘れられないのは礼文島かな。
島の自然が素晴らしかった。フェリーから見えた礼文島は本当に美しかった。
いつかもう一回行きたいって思ったのだ。
ちなみにテント。
一回だけキャンプ場で使いました。
しかも結局初対面の人に設営してもらって、バーベキューに混ぜてもらったという…。
あの時のあの方、ありがとうございました。
…。
そんな思い出がいろいろ詰まっているようないないようなテントです。
9/27(火)、なんとか設営してお待ちしています。多分。
中では占いやってます。予定。
いけまさんからはおむすびとお味噌汁が出るそうです。やった。
こちらもわたしはとっても楽しみ。
あれからもう6年経って。
ある時期にバイクも手放してしまったけれど。
まあなんかいろいろありながらも生きてるなあ、と思う。わたし。
体重はなんと約5kg増えました。やばい!