前夜。
ずーっとずーっとぼんやり考えていて、自分なりに記しておきたかったカードがあります。
それはソードの10。
このカード、もうぱっと見ただけでいい気持ちしないですよね。
男の人が倒れて10本の剣で背中から刺されて倒れて動けなくなっている。
でも。
以前にもどこかで書いたように絵柄の中の剣が象徴するものは「理性」「客観性」…つまりは頭の中の考え。
10というのは小アルカナ(タロットの中で大アルカナと小アルカナというざっくり二つの種類にのものに区分けします)最後の数字です。
いきつくところまでいった場所。
つまりは刺さっているのは自分の頭の中の世界、たくさんすぎる理性や客観性。「考える」という行為。
動けなくなっているけれど、自分を傷めつけて動けなくしているのは自分のたくさんすぎる考えということです。
ある先生は「理想を追求して死んでいるという状態(しかし本人はそれでよい)」と仰っていました。
自分をふりかえると、このカードがよく出る時は確かにあーだこーだと考えすぎてしまっている時が多い気がします。
そういう時ってただただしんどい。
ただただ誰かに助けてもらえないかと考えたり、なんにもしないで一気に気持ちがらくちんになることを望んだりします。
刺さっているのは自分の考えなのだから、振りはらって新しい視野、客観性をいれることで苦しい状態からは抜けられるはず。
でも困ったことに、どうやらこのソードの10というカードのプロセスが必要なパターンもあるようなのです。
考えて考えて考えきって、やりきってからでないと浮上できないらしい時。
そのまんま方向を少し変えてらくちんな方に行くことだってできないことはきっとない。
だけどそうするよりも、ここで考えることをやりきって自分が望んでいた方へ。
前夜なんだと思います。
このカード、確かに苦しそうな絵柄です。
だけど向こう側には朝焼けも見え始めています。
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