あんましお酒が呑めなくなってしまった。
ここ最近、あんましお酒が呑めなくなってしまった。
基本はそんなに呑めるわけではなかったのだけど、呑むこと自体は好きなので仕事の帰りに一人ででも呑んだりしてたんですよね。ラーメン屋とかで。
それがここ3、4年ぐらい。サワー一杯ですぐふらふらになる。荷物持って歩きながら(その時は駅から徒歩約10分)まぶたが落ちて民家のシャッターにぶつかりながら歩いたりして。
去年については体調が微妙になってきた時に糖質制限をしようと思ったんです。なんとなく合わせてお酒もやめてみた。
完全にやめるつもりでもないんです。お祝いとか機会があれば一杯は。
でもなんかもう呑まなくてもいいかもなあ...なんてふっと思ったんですよ。
わたしは極端にコミュ障で、昔はお酒呑まないと人と話ができなかった。
お酒で自分を解放できないと全然だめだった。
それだけ抑えが強かったんだろうと思うし、
二日酔いになるのは辛かったけど、それ以上にふわっとなんだかいろんなことがどうでもよくなって頭が働かなくなる感じがよかった。
今はその意味では必要なくなったのかもしれない。かつてよりは。
ふわっと気持ちよくて全部どうでもよくなる時間よりも二日酔いにならない方を優先したくて。
そしてシラフでいろんなことできる時間をめいっぱい使いたい。
こんな感じになってしまった。
あでも、もしも家族ができたら変わるかも。
わたしの今の生活は自分ひとりでできることをできる時にできるだけやる、になってるから。
そうじゃない生活にシフトしたら、常に思い通りにはいかないけれどそうではない豊かさのある生活の枠の中でなにができるかと考える、かな。優先順位がきっと変わる。
お酒呑まないと人と話せない問題。
これは今でもあんまり変わってません。
占いを通じてならいくらでも喋れるんですよ。
でも占いを外してしまったら、全然なに話していいかわかんない。
だけど仕事以外の場所では占いの話はあまりしたくない。
仕事になっちゃうし、それでお金いただかなかったら普段お金出してくださってるお客さまに申し訳ないし、自分もなんだか納得いかない感じがじんわり出てしまう。
まあしかしお酒呑んだ、いつもよりアッパーな自分ではなくていいかな...。
いずれにしろ呑み会もなくなってしまった。
若い時の自分から考えると、まさかこんなこと考えるとは思わかなった。
多分昔は毎日よっぱらって生きていたかったんですよね。
今は...お酒は呑まないけれど、人生そのものがよっぱらっているようなものなのではないか。
もしかして。
やってることはどうもなんだかおかしいけれど、わたし自身は案外健全に生きてます。
あともうひとつ。お酒を呑まなくなったのは、お酒で流したりごまかしたりしたいようなやりきれないことやつらいことがへったからだと気がついた。多分これがすごく大きい。
なかむらかえる
星とカードと手のひらと。
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