なかえるブログこんにちは。(旧なかむらかえるブログ)

なかむらかえると申します。占う人。星とカードと手のひらと。うっかり等身大で歩きだすお手伝いをしています。主に吉祥寺にて。ご依頼あれば出かけます。

バスに乗って。

先日、用があって実家に帰省していました。
用が終わって、空港に向かうバスに乗って窓の外をずっと見ていたら、昔のことを思い出しました。主に高校生の頃のこと。

あの頃、すっごくしんどかったんですよ。
勉強ができてかわいくてお金持ちの子たちが多くて、ヒエラルキーの差を感じたりとか。いや勉強できないのはシンプルにわたしが勉強しなかったからどんどんできなくなっていったんですけど(中学までのそれなりにやればなんとかなるが通用しなかった)。コンプレックスですね。
あの頃は誰も味方がいないとか、自分は不幸だとか、どこ行けばいいのかとか全然わかんなかった。
今考えると全然不幸でもなんでもないんだけれどね。でもあの閉塞感はきつかった。毎日毎日どうやってその日を越えようかと、そういうこと考えてた記憶しか浮かんでこない。

えーとでも。今ならば思うことは、周囲ができる、違和感のある人たちばかりだったとしても、その人たちのせいでわたしが不幸だったわけではなくて、
もともとわたしの中に自分のことを否定するような芽はあったんだと思う。周囲の環境が先なんじゃなくて、わたし自身のその芽みたいなものの方が先。環境はそれを増大させただけ。
結局その後、大人になってもずーっとそんな感じできてた気もする。
頼まれてもないのに、自分で自分を苦しめる方に持っていってたというか…。苦しめないといけないって思い込みがなんかあった。

今そんなふうに思ったのは、なんだかんだで自分がそこから抜け出したからなんでしょうね。
こんなこと初めて思った。

でもあの頃はあれしかなかった。とも思う。
しんどい、思う悩むだけで無駄といえば無駄な時間をたくさんすごしたけれど、あの時間を経験することは必要だったのかなって。
なんでだろうと考えると、今につながるためなんだろうな。
しんどかった時期ですけど、あの時期含めて全部が自分の構成要素で。いやいや、しんどかったから、今じゃないものを映画や音楽や本の中に求めたり、占いなんて勉強したんだと思うんですよね。そういうことが道を作ってくれた。あ、あくまでこれはわたしの場合。わたしがリア充だったらきっとそっちにいっていない(リア充で占いに関わってる方もいらっしゃると思うので、そこはなんかすいません)。

多分そう言えるくらいには今がいいんだろうとも。
明日どうなるかわからなくても。

さて、明日もがんばろー。

 

f:id:frorogn0819:20180527194507j:plain

空港が好きなんです。あでも、次は新幹線でもいい。チェックインにかかる時間やら空港までのアクセスを考えるとなにげに時間かかっちゃうからなあ。