ぎりぎりのラインを、
これは少し前に占い関係の方々で話題になっていたことだけど、
占いは統計学なのか。ということ。
時々お客さんからも尋ねられますが、
わたしの印象では占いは基本はオカルトです。
どんなに講座やセッションでロジカルにお話したとしても、おおもとのところは形のないものだと思っています。
だから説明しきれない部分があるのもしょうがないし、
形のないものに帰依するという意味では宗教などと近いところにあるものだとも思う。
その世界の言語にそっての世界でしかないといえばない(お客さまにお話する時は翻訳しているのだと思っています)。
占いをやっているわたしがいうのもなんだけれど、占いだけにそって生きようとするのは正直どうかなと思う。
と同時に占い自体が世の中の表のものではなくて、影のものでなければいけないものだとも思っています。
占いは治療ではないこと。
効用のあるもの、とか言いたいけれど、そんな嘘はついちゃいけないと思う。
その方の人生をなんとかするのはその方でしかないし。
それでも、
それでもそのようなオカルトベースのお話の中でも、読み解くことで確かにその人の心や状況とつながる瞬間があることもわたしはみてきていて。
そんなかすみみたいなものだけど、
それでもわたしにとっては大切なもので、
お金をいただく限りは全力でなにかひとつでも持ち帰っていただきたいと思ってやっている。
あなただけの物語をつむぐためのツール、という気がしている。なんとなく。
そういう意味ではエンターテイメントの範疇に入るものではないかと。
あ、わたしは霊感とかいっさいありませんよー。残念ながら。
本当にカードを、星の配置をよみとくだけ。
そのための勉強はしました。でもまだまだだけど。
でも霊感からのセッションや、逆に非常に学術的に論じられている占いだっとしても、それは同じように何かを確実に保証するものとは違うんだと思うんです。
これはテキトーでいいということではもちろんなくてさ(多分、そんなにテキトーなものだったら続くことはなかったでしょう。測れない力だったとして、それなりにそれぞれの心に響くものがあったから肯定しつづける人もいる。それも否定しきれないことのはず)。
それでもまだやめるつもりはないけどね。わたし。
これはふつうに薬というかサプリ。最近まじめに飲んでおります。