なかえるブログこんにちは。(旧なかむらかえるブログ)

なかむらかえると申します。占う人。星とカードと手のひらと。うっかり等身大で歩きだすお手伝いをしています。主に吉祥寺にて。ご依頼あれば出かけます。

はじめての台湾旅行 その1 【おみくじ編】

10/5(月)の占いはお休みをいただきまして、ありがとうございました。
そしてご興味持ってくださっている方がいらっしゃいましたら申し訳ありませんでした。

お休みの間、台湾に行ってきました。
いろいろな理由があったのですが、踏み切らせてくれたのは、8月の派遣切りとお友達に教えてもらった格安航空券検索サイトで激安チケットという…。
いろいろあるけれどありがたや。

占いをやっている人としても面白いことがあったので、数回に分けて書いていきたいと思います。

行ったのは主に台北
それほど長くはない期間であちこちまわりましたが、
一番最初、夕方に到着してまず空いた時間で行ってみたのは行天宮というお寺でした。

 

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お恥ずかしながら、台湾のことを何も調べずに行ったのですが、
広々としたお寺の敷地の中で、たくさんの方がお参りをしていて、その信仰心の篤さが感じられました。
流されるままその中に混ざって「収驚」という儀式を受けました。
お寺の方に長い線香を頭に立ててもらうんですけれど、
それって抜けた魂を取り戻すものなんですって。

いろんな方がおみくじを引いていたので、真似して自分も引きたかったのだけど、慌ててガイドブック開いてみても要領が飲み込めずあきらめました。

でも最終日の朝、時間が少し余ったのでもう一度行ったんです。この行天宮。
思い切ってもう一度おみくじにトライしようとしたら、どうやらできる時間ではなかったみたいで残念。

ですが面白かったこと。

おみくじは尋ねたいことを考えながら、2枚の半月状の木片を床に投げます。
その木片には裏と表があって、1枚表、1枚裏となればOK。そこからおみくじの棒をさらに引きます。
2枚表だとNo。
そして2枚裏だと「笑杯」と言って、「教えを請う事柄の内容が不明のため判断できない、または参拝者自身がすでに答えを知っているという意味」とのこと。
明るい時間に行って気がついたんですけれど、日本語のパンフレットもあったんですよね。

これ、タロットと同じだと思いました。
タロットも複数枚で展開した時に全てのカードが逆位置だった時は「今尋ねるほどのタイミングではない」「今さほど重要事項では実はない」ということが多かったりします。

タロットは集合的無意識というものにアクセスして情報を取ってくると言われています。
そして「元型」という考え方があります。
それは「全人類に普遍的に存在するもの」。そういうものがカードには描かれているという考え方。
絵柄ではないけれど、こういう共通性もこういうことに近い気がする。
そういうことに国境はないんだということをあらためて実感した時間でもありました。

 

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(おみくじ、次こそはトライしたい。)