女の子はみんな、
「女の子はみんな恋を食べて生きてる」。
相当昔、漫画家の南Q太さんの本の帯のキャッチフレーズに確か使われていて、
その時「なんて上手なんだ」と唸ったものでした。
わたしはもう恋を食べて生きてる女の子とはちょっと違うところに来ちゃったけれど、
それでも占いでまだまだ恋を食べて生きてる女の子たちと接するのがうれしくてたまらない。
これは思いっきり自分のことを棚に上げてですけど、
「女の子、あきらめないで」と思う。本当に勝手に。
気になっている人を追いかけること、
別の出会いを見つけたいと思うとして、自分が「好き」と思えそうな誰かと出会うより、
なんとなく手に入りそうと思えるような、そこそこに安定させてくれそうな相手を見つけようと考えてしまうこと。
わかる、わかるけれど。
いろんな方を占わせていただいて思うのはどうやらカードは正直だということで、
例えばこういう時って行動の方向と心が向いている方向がちぐはぐで、結局どちらにも動けないということって多いんです。
でももうひとつ思うのは、
絶対的に「そこそこに安定させてくれそうな相手」というものは多分いないということ。
そう思ってお付き合いを始めても、案外いろんな落とし穴があったり(だからこそ逆に思ってもみなかった興味がわくということももちろんあります)。
同時に「この人!」と思った誰かがちょっと違うなんてことも当たり前にある。
だから面白くもあるんだけれど。
そう。だからどうせなら自分の欲望に一番に忠実になってね、と思う。
それが結局話が一番早い気がしています。
たくさん恋を食べて生きてね。
ついた傷だっていつかちゃんと薄れていきます。
わたしはわたしだけのもの。
…とか書くからには、わたしもがんばった方がいいのか。う。(…保留)
(最近お気に入りです。文明堂のおやつカステラのくま)