なかえるブログこんにちは。(旧なかむらかえるブログ)

なかむらかえると申します。占う人。星とカードと手のひらと。うっかり等身大で歩きだすお手伝いをしています。主に吉祥寺にて。ご依頼あれば出かけます。

たとえばいまのわたしの全般運

タロット占いの展開法にホロスコープスプレッドというものがあります。
ここで言うホロスコープというのは西洋占星術と一緒で、全体を12の分野に分けて細かく見たりするものなんですが、
「いまのわたしの全般運って?」とふと思いまして、自分で展開してみました。

これがなかなかおもしろかったので、わたし自身のもろもろを晒すようでお恥ずかしいところもあるんですけど、備忘録的に。
そしてせっかくならば「こんな感じ」というのがどなたかの参考にもなったらうれしいので公開してみます。

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上半分がほとんどワンド(小アルカナ)の逆位置。
ワンドというのはやる気とか生命力、意志を表します。
上半分って社会的エリアなんですよね。公のわたし。人とのかかわり。
まあ、ほんとうにざっくり言うならば要するに今社会や人とのかかわりでがんばる気力が落ちてます。…だったりする。(すいませんすいません!)
ここのところの気候の変化が強いせいか、体調も崩しがちでありまして…。

どちらかというなら今はプライベート。家や地元を表す4枚目のカードが「テンペランス・節制」です。
節制は落ち着いて整えていくという雰囲気のカードです。

そう。
まさに風邪ひいたり体調崩したことによって、食生活の見直しをはかったり(食べ過ぎNG!お酒もやめてもいいかな)。…寒すぎる部屋をなんとかしようとガスストーブを出しました本日。

…と書くと、大人的にはいまいち感ありありなんですけれど、そもそも中心に置かれた今のテーマになるカードが「スター・星」なんですよね。
じっくりと先のことを見据えるという雰囲気。長い時間をかける。理想を作る。希望。
だから焦らない。

ダメ押しで「今後を良くしていくためのアドバイスを」と1枚引いて出たのが「カップのエース」。
カップというのは小アルカナで、愛情や共感、気持ちを表します。
エース(1番)というのは「スタート」という意味もあるし、大きくそのものその世界(カップなら「愛情の世界」とかね)も表します。
同じ「気持ち」つながりのワンドとの違いは、
・ワンド→「こうしたい!」の意志 能動的
・カップ→意志よりも感性「満たされるもの」 受動的 …そういう意味で「うるおい」かな。

要するに「自分にやさしく」とか「気力よりももうるおいが必要」とか「本当に一緒にいて満たされる人との交流」とかそういうことが必要って言われているのである。(ラブ関係は相手がいないと始まらないのであえて無視した)

よく見ると、このホロスコープスプレッドの中にはカップのカードが1枚も出てきていません。
そういうこと、忘れがちなんですよね。「◯◯しなくちゃ!」がすごく強いところがあって。
うーむ。わ、わかる…。
(なんだか妙な自画自賛のようですが、基本わたしはカードは正しいと思っているのである。だめな時はカードがだめなんじゃなくて、わたしのリーディングが下手なの。)

西洋には四大元素という考え方があります。
「火(小アルカナでいうワンド・生命力)地(ペンタクル・お金)風(ソード・理性)水(カップ・感情)」、4つ揃って世界が回る。
どれが欠けてもバランスを失ってしまうんだと思う。

これ、読まれる方に伝わるんでしょうか…。
伝わらなかったらごめんなさい。

そういえば、「タロットの有効期間ってどれぐらいですか?」ってよく尋ねられますが、
長くて半年~1年だと思っています。
あくまで「今の自分の状態からする未来」です。気持ちが変われば未来はまるっきり変わります。
それと占う前に、口には出さなくてもご自分なりに「この一ヶ月」とか「この半年」と決めておくのが一番のおすすめ。

今回のわたし、年内くらいまでを想定して占いました。
だって絶対少なくとも年末には同じテーマで占いたくなるに決まってるんだもん!
ここは甘めです。

そんなこんなで。
こんな雰囲気で(?)やっております。

 

あ、お金!
お金は2枚目のソードの10逆位置でして。
自分で「ダメダメこんなんじゃ!」って痛めつけてるの。ソードは思考・理性のカードです。
だけど実働を表す6枚目のカードはペンタクルのキング。
ちゃんとお仕事して、お金はちゃんと回っています…らしい。
がんばります…。

 


…と思ったら、ちゃんと1枚カップのカード出てる!きゃー。
ミステイクは恥ずかしいけれど、そのまんま残しておく。
カップの3の逆位置ですね。

アドバイスカードのカップのエースのことを考えると、今は軽めのお友達との交流よりも(カップの3は友情カードでもあります)深く狭く自分の心を満たすもの、なのかもしれません。交流ならば、本当に自分がこの人と思える誰かと。