夢の外に踏み出すとき。
タロットカードを複数枚で展開するとき、逆位置というものを採用しています。
逆位置はカードの上下さかさまなことを考慮に入れることですね。
わたし、ここ数日カードのことを書いてみて気がついたことがあります。
それはどうやら自分は逆位置が好きらしいということ。
逆位置は「今じゃない。自分の状態や環境が整っていない」ということを意味することがが多いです。
でもだからこそもしかしたら可能性でもあるよなあ、なんて。
自分で変えて、よくしていける可能性です。
おみくじでいうと末吉状態なのではないか?もちろん努力は必要だけど。
「いまは…だとしても」という「可能性」。
それとは逆に積極的に逆位置になっていくとよいのかもというカードもあります。
例えばカップの7。
カップというのは気持ち、共感、思いを象徴するもの。
7という数字は比較…みたいな感じかな?
夢や気持ち、欲が多すぎて客観性がなくなっている。
(欲は水と土のシロモノ。形に気持ちがくっつくからこその)
現実が見えなくなっているカード。
欲が多い…わたしだ!笑。
(こんなカードです。あれもこれもともやもやっと)
まあ、言ってみればシンプルに夢みがちカードもいえばいいのかな。
だけど、夢は見ているだけではごはんは食べられないのです。
それ以前に夢を見ているだけのまま時間が過ぎていくのは悲しい。(夢を見つづける状態が幸せという方もいらっしゃる。それはそれでよいと思います。)
現実化していくには実際に社会の中で行動していくしかない。
社会は自分と同じような人間だけで構成されているわけではないので失望させられたり己のふがいなさを見せつけられたり。悲しい気持ちになることもあるでしょう。
でもそれはプロセスでしかないんじゃないかな。先に進むための。
それを感じ始めたなら逆に実は前進しているということなんだと思う。
それはカップの7の逆位置にまつわるわたしの思いです。