なかえるブログこんにちは。(旧なかむらかえるブログ)

なかむらかえると申します。占う人。星とカードと手のひらと。うっかり等身大で歩きだすお手伝いをしています。主に吉祥寺にて。ご依頼あれば出かけます。

違いはただ違いで、それぞれに似合うお洋服はあるということ。

小学生の頃のわたしを思い出したんです。
なんですかねえ…。わたしは子供の頃から「変わってる子」って言われることが多くて(中身としてはかなりフツーと思っている)
一番仲良しと思ってた女の子に、なぜか「いかになかむらが変な人か」ということをクラス全員の前で面白おかしく発表されるという事件が起きたことがありました。

わたしが本当に変わってる子なのか、変わってる子だとして、それがよいことなのかわるいことなのかはおいといて、それなりに痛かった。信頼している人に裏切られた気もしたし、人に心をゆるしてはいけないんだなとその時思った。
そんな記憶。

と言いながら、わたしはわたし自身のことをどっか異形なんじゃないかって思ってるのも確かで、
そこで勝手に世の中に対して引け目を感じて生きてきたようなところがある。

西洋占星術を勉強しはじめた時、わたしのホロスコープ(出生図)があまりにだめなチャートでこの世と自分ともうなにかを呪いたくなりました。これほんと。
だけれどそれは、わたしが思ってた「世間の枠」にあてはめるのなら、という話で。
40歳以降その枠からどんどん自分の人生が外れていってしまって、
そうなるとますます「自分が異形なんじゃないか」と引け目を感じていくはずだったのが、
結果以前には思いもしなかった感じに仕事にも人間関係にも恵まれて、
「自分ってちゃんと生きられるんだ」という実感を、これは人生で多分はじめて持った。

あらためて自分のホロスコープを見返すと、今となってはかなり合致した生き方になってしまっていて、今更びっくりする。

 

これまで数年間、占いの時間の中で、自分らしく生きるよりも違うものになろうとしてなりきれなくて苦しんでいる女の子たちとたくさん出会ってきました。

わたしができることはホロスコープを、あるいはタロットカードに出ていることを読むこと。
そして伝えること。
場合によっては
「あなたが今思い描いているものそのまんまを手に入れるのは難しいかもしれない。だけれど、あなたらしいやり方であなたを表現しながらやっていくなら、形は違うかもしれないけれどもっとフィットしたものが手に入るかもしれないよ」
そうお話することもある。

そしてもうひとつ。「あなたはあなたのよさがあるのに、別の人になろうとしないで」と。
それはわたしの主観というよりは、シンプルに効率とかそういう観点でもある。
似合ってるお洋服を着る方が魅力ってひきたつよね(意地でも着こなす!というのもすごく自分を成長させるけど)。そういう感じ。


わたしのことに戻ると、
小学生の頃に起こったような事件って、年を重ねても繰り返し繰り返しちょっとずつ形を変えてその後の人生でなんども起きるのです。

お客さまには上のように伝えているのに、
わたし自身が異形ではなくなりたい、そんな部分があるなら切り離してしまいたい。
ずーっとまだうっすらそう思っていました。
だけれど。本当に異形かどうかはおいておいて、それもわたしも大事な部分なんですよね。
切り離そうとすると逆に迫ってくる。
多分それを受け入れきるまで。

占いの勉強をつづけてきて思うのは、占い(特に命術)の一番よいところは「人はほんとうにさまざま」としか言えなくなること。少なくともわたしはそう思っています。

学べば学ぶほど、違いは違いであって優劣ではないと実感させられる。
同時に、それならばそれぞれの違いを生かして生きていった方がきっとよいとも。

怖いかもしれないけれど、そうすると意外とスムーズに、そして楽しく生きられると思うから(ごめん、お金とか地位の保証はないけど。笑。だけどその人がよい状態ならそれらはあとからついてはくる)。

もともと星が好きでもなく、占い好きでもなかったわたしが、
うっかり手に入れた占星術というツールを手放せなくなったのは
そういう「ただ違いがある」ということを明確に教えてくれるものだったからだ。

あなたはあなたで、
どんなパーソナリティであろうと、パーソナリティの違いで否定されることはない。
大事なのは人と比較しないこと。
判断基準は自分の内側にしておくこと。

 

わたしはまだまだ、もっとわたしになりたいよ。

だってわたしもっと楽に生きたかった?って問われたとしたら、一瞬考えるけど多分「ううん」って答えると思うもん。
だけど今歩んでいる自分の人生には満足しています。
多分もっともっとしあわせになれると思う。


そんな思いで西洋占星術の講座は開催しています。

西洋占星術でできることは、その人の生まれ持った性質を読んでいくこと。
それはいわば骨組みのようなもの。骨組みを知るとどこに向かえばよいかということがわかりやすくなると思う。

自分を知り、人を知り、違いを知る。
そして人生の大きな流れを読んでいきます。
そうすることで、いろんなことがあったとしても「今」起きているそのことのその意味がわかる。

11/11現在であと1席。
増席する予定はありませんので、よろしかったら。
一応宣伝のつもりで書いております。笑。
講座については詳しくはこちらから。→

お申し込みお待ちしています。

 

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