なかえるブログこんにちは。(旧なかむらかえるブログ)

なかむらかえると申します。占う人。星とカードと手のひらと。うっかり等身大で歩きだすお手伝いをしています。主に吉祥寺にて。ご依頼あれば出かけます。

デートの思い出、もうひとつ。

先日、なんか思い立ってデートの思い出をつらつらと書いてみたのですが、
なんとなく読んでくださった方が多かったらしい。
いいんでしょうか、こんなんで…。成功例的な話は一切ないけど反面教師と思っていただければ。

デート。
さらに思い出そうとしていて、
がんばって(っていうほどでもないけど)、よかったデートについても思い出してみました。
よかったデート。これはこれで人にとって面白いかどうかは…どうだろう…。

★都電&荒川遊園地に行った。20年ぐらい前だなこれも。
これもまた別にわたしが行きたかったわけではないのです。なんか連れてかれた。
ですけど、多分あれこれ話しているうちに価値観が近くなっていたのだと思う。
行ってみて懐かしくてうれしい光景だった。
なんとなくずっとぼんやり憧れていた観覧車に乗れてうれしかった。
荒川遊園地の近辺の街が興味深かった。

★もうひとつはあれだ。
ウディ・アレン監督の「ギター弾きの恋」という映画があるのです。
確か前日に大喧嘩して、もう絶対別れてやるぐらいの険悪な雰囲気で、相手も怒り狂っていて、どっちも謝らなかったんですよ(きっかけは一切覚えていない。けどたいしたことなかったのに違いない)。
そして次の日に一緒にこの映画を観に行く約束をしていて、「あーあ。でも約束したし、とりあえず行くか。あーでもやだ」ぐらいの感じだったんだと思う。
…ですが、あまりにも映画がよかったんですよ。ありがたいことに二人共にとって。世間的な評価はともかく。

二人してごきげんになって映画観た後あれこれ語りたくなって、気がついたら普通に仲直りしてた。
というよりどうでもよくなってた。怒りの案件は棚上げというか、なんとなく消滅。

あれは救われました。

多分けんかって、一度頂点まで行ってしまった感情って簡単にはなだめて取り下げることってできなくて。
そういう時って謝る謝らないってまっすぐに向き合いすぎても、その場はそれで収めたとしても、感情そのものが簡単にカームダウンできるわけではなくて。

なんか一緒に分かち合ったり笑えたりすることを共有できるとわりといいんだよね。
おいしいごはんを一緒に食べるとかでも。そうすると嫌でもほっこりさせらりたりで、逆に怒り続けるのが難しくなる。

勝ち負けとか、正しさとかを振り回すと、それは正しいことのはずだけど、大きなところでの解決ということと遠くなってしまう気がする。
正しい正しくないを頭では受け入れ認めたとしても、感情の部分をネガからポジにしていくのって相当な転換。


えーっとわたしあんまり「彼氏ほしい」とかひんぱんに言ってるので、あまりそう見えないようなのですが、実はバツイチです。

いい思い出もあっても、それでも別れる時は別れるもんなんだなという感じです。いや、別れたからいい思い出と素直に思えるようになったのかもしれない。

なんにしろ、もうわりといろんなことを忘れていて。

で、いろいろあったはずなんだけど、全然こりてなくてしつこく彼氏ほしいとか思うもんなあ…。
本当にこりてない。
時々あきれます。自分でも。

多分こりて、静かに感情を波立たせないように生きられた方がスムーズで楽なんだと思うんだけど、
欲ってやっぱり手放せなくて、そうなると自分の思い通りにはいかないことばかり。
世界はわたしのために回っているわけではないのでそりゃそうだ。

だけどこんなんでもいいのかなあとかなんとなく。
じたばたしながら、みっともなく生きてくのも面白いんじゃないかという気もしたり。ほしいものはほしいと思う(でも日常と両立させていく必要はある)。
もう本当にいい年なんだけど。もっと年をとったら変わるのかどうか。

…というわけで、引き続き彼氏募集中です。

デートしたいな。

 

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懲りずに行ってきた東京大神宮…。今度はお稲荷さんからお参りしました。そして今回もうなんかゴリ押しで出したような大吉。「幸福の兆」とか書かれてて「いいの?わたしで」みたいな気持ちに。おみくじ引いたらお茶もらった。