自分で自分を知るということ。
占い、受けるというよりお勉強することをお客さんに勧めしたくなる時があります。
うっかり強制とか呪いのようになったらよくないと思うから基本はしないけれど。
あと、勉強するとなるとお金も時間もかかるしね。
その先勉強して面白くて職業にしたくなったとして、正直生活をしていく分のお金にしていくことはなかなか難しい(こんなこと言ってごめん)。
で、それでもこんなことを思うのはなんでかというと。
自分のことを客観的に見ることの助けになるからかな。基本。
今の生活に対していろいろ納得はいっていない。でもその前にどうして今の生活のようになっているのか。
自分の望みがわからないという時。
「何かしたいけれど何をしたいかはわからない」、ですね。
そういう時、まずは自分のことを客観的に見ることができたら…有効なのかなと思うんです。
誰かに何かを言われるより、自分で見つけた方がすっきりすること多いよね。
自分のことはもやっと言葉にするのが難しいとしても、自分が一番よく知っている。
そういうもやっと部分を言葉として認識するお手伝いができるのが占いなのかなって。
セッションの時でも、お客さまのホロスコープを見ながら、あるいはカードのざっくり意味をご説明していった方が腑に落ちられているのがわかるんです。
占星術はパーツを組み合わせて自分というストーリーを見つけていく作業かなと感じています。
タロットもやっぱりそうだな。
その過程の中では逃れようもなくつきつけるものがあることも、あります。
けど、知ることでできることできないことを知る。
自分の資質を知って陥りがちな癖を知る。
それで変えていけること、たくさんあるよ。
運命というのはわたしにはよくわからないけれど、絶対ではないのではないかと。
ふりかえってわかることで自分や誰かを許すことができることもある。
人は千差万別です。
よいもわるいも無くて、それぞれの違う人達がいるだけ。…と思う。
そういうことを実感してもらえたら。
それはただのわたしの勝手な願いなんだけれど。
(昔読んだ何かの本に宿命は変えられないけど、運命は変えられるってあった気がする。宿命というのは生まれた時の性別や場所とか、そういうものを指しているようなことが書いてあったような。うろ覚え。すみません。)
(2回なくして、2回とも戻ってきた時計。こいつはソウルメイトかと思った…)