なかえるブログこんにちは。(旧なかむらかえるブログ)

なかむらかえると申します。占う人。星とカードと手のひらと。うっかり等身大で歩きだすお手伝いをしています。主に吉祥寺にて。ご依頼あれば出かけます。

恋愛ではないのかもしれない

「恋愛したい」「結婚したい」と漠然と考えています。
考えながら自分の過去を振り返っていて気がついたことがありました。

わたしはモテる人ではないし、これまでお付き合いした人の数なんて本当に少ないのだけど、複数年(2~6、7年くらい)お付き合いした人は全員、一緒にいながらほぼ毎日「別れたい」「どうやったら別れられるんだろう」と考え続けていた人でした。
逆に「この人はすごく素敵」「こんな人とお付き合いできて幸せ」と思ってスタートした人とは短期間でお付き合いが終わっていました。
なんだこれ。

思ったのは、
常に気持ちが揺らがされるもの、感情が常にアップダウンさせられるもの、そういうものがわたしにとっては「恋愛」らしきものなのではということ。

恋愛って興奮状態なんだと思います。日常ではない。

そういう意味では興奮状態を与えてくれる人を選んでいたのには違いない。それが世に言うポジティブなイメージではなくとも。
相手は多分「絶対にこの人」でならなくてはならないというのはひとつもなくて、わたしの心をアップダウンさせる材料としか機能していなかったのでは、という気さえしはじめています。

恋愛は実はひとりでしているもの。
自分の中のホロスコープ西洋占星術でいう出生図)を見ると、その中で描かれている恋愛イメージはあまり調和的なものではありません。
そのあまり調和的ではない恋愛イメージを体現してくれる相手がたまたまいたから掴んだだけのような気もする。

もう一つ、もろですけど、性的な問題は切り離せない。わたしにとっての恋愛。
こういうことが問題で別れた人もいたと思う。
これもホロスコープでいう火星(興奮状態を示す天体です)の話、ですね。


ただ。
昔、イアン・デューリーという人が「sex, drugs & rock'n roll」という曲を歌っていました。わたし実はちゃんと聴いたことがないのにインタビューだけは読んだ記憶があって。
「人生はsex, drugs & rock'n rollだけじゃないよ」という思いを込めて作ったんですって。確か(違ったらごめん)。
多分、それらのくくりって雑にいうなら「興奮させてくれるもの」だと思うんだけど、

わたしはパートナーがほしいと常にぼやいている人なんですけど、もうヤングでもなくて体力も時間もないし、長く一緒に日常的にちいさな楽しいことを分かち合える人がいいって思っているんだよね。
そしたらそれは恋愛(興奮状態)の範疇ではないのだろうとも思う。

ダメ押しで「わたしにとって恋愛とは?」と一枚カードを引いてみると出たのは「月」。
気持ちを揺らがすもの、混乱させるものでもある。
…なんだかそのまんまではないか。

さらにはついでに「結婚とは?」と一枚引くと「星」。
「希望」「理想」「ずっと先のことを考えること」…。
素敵…だけど、もっと日常レベルまで落としていいよーわたし。とこっそり思った…。
でないとあこがれだけで終わってしまいそうではないか。
星は遠くにあるから光り輝いて見えるのです。
もっと日常。


(お部屋は貧乏くさくて超日常です)



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実はタロットだけではありませぬが…。
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(告知はちょっとしつこく)